報告会「児童養護施設で育った子どもの未来を、他人事にしないため、まずは100人に伝えたい」

8月29日の講演会&活動報告会では、沢山の方々にお越しいただきありがとうございました。

大阪府立大学教育福祉学類 教授 伊藤嘉余子先生の講演の中で、
施設の仕事として、

①子ども達の施設入所理由の説明
②入所してからのケア
③退所前のケア
④退所後のアフターケアが決められているが、施設は新たに入所する子ども達を次々受け入れるので、実際にはアフターケアができない状況にあること、

伊藤先生が毎年されている児童養護施設を退所した子ども達へのインタビューの中では「普通になりたい」との声が必ず出てくる、とのお話がありました。

「普通になりたい」、
「自分は普通ではない」、
といった孤立感・孤独感を抱え、困った時に大人に相談する経験がないまま成長する子ども達には、
地域や施設や就職先の会社やNPOで、実家機能を分担して子ども達を支援する事が必要なのだと。

そしてメリーミーズ代表の藤原からは、メリーミーズの活動内容、施設退所後の子ども達の就職の現状、そして就労支援についてお話させていただきました。

真剣にお話を聴いてくだいましたご参加の皆様に重ねてお礼申し上げます。
また、この度の講演会開催に向けご支援をくださいました全ての皆様に、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

メリーミーズでは、就労支援の一環として職業体験にご協力くださる企業も募集しております。
ご縁が繋がりますと幸いです。
〜1人の100歩より、100人の1歩〜

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